「きれい」を「楽しむ」美容院 BBQ(Best Beautiful Quality)

コラム
  • 2017.10.13
  • 期待値
 

あなたはこれから初めて行く新しい美容室で何を期待するだろうか?

もしくは、ずっと通っている美容室、ずっと担当している担当者に何を毎回、期待しているだろうか?

私たちからすれば、満足値と期待値はイコールに等しい。

私の視点からではあるが、いろいろ(期待値)について日々思っていることをまとめてみました。

 

期待感は目的を共有しやすくなる

 

当店では初めてご来店の際カウンセリングで必ずと言ってよほど最初に

『数ある美容室の中から、当店を選び、ご来店された理由は何ですか?』と聞いている。

そして『ヘアスタイルPLUS α 何を期待しますか?』とも流れで聴けるときがある。

時として、これから進めていくヘアスタイルの話や、ヘアカラーの話よりもこれからながいお付き合いが始まるにつれ大切な話になることが非常に多い。

そう、初めての時しか聞けない話だったりするからです。

これは、予約時でメニューをある程度、伺うのだがどうしても電話ではわからない

当店に対する(期待感)をわたしは確認したいからです。

例えば

『長年通っている美容室がマンネリしてしまった。ヘアスタイルにも刺激が欲しい。』

『お手入れしやすい自分に似合う髪型を探したい。』

『とにかくいつも時間がかかるし、待たされる。もう待ちたくない。』

理由が明確である。

求めていらっしゃることが明確で、目的もある。こちらも何をすれば喜ばれるか、明確である。

それに当店のコンセプトや、売りにしたい部分を求めて下さっているのなら尚、期待に応えやすい。

 

それとは逆に、まれに

『別に特にないけど何となくきました・・。』

『いつも行ってる美容室が予約でいっぱいでどこも予約が取れなかったのよ。たまたまそしたらここが空いていたの。』

『とにかく何でもいいです。お任せで・・。』

正直でいいですね。いや、もはや清い。

うむ、期待感少なめである。もちろん同じお客様には違いない。もちろん心を込めてさせていただきます。

できる限りの、ベストを尽くします。

ただし、喜ばれる 的が当たればですが。(期待)していた何かに・・。

 

当店を初めてから今までそんなにこう言った期待感のなさを感じることは少なからず稀にあります。

期待に応えるのが仕事なのですが、期待が薄い場合は終始、確信がないですね・・。

期待感を共有できると、お互いの目的がはっきりとして満足感を得やすくなります。

 

 

自分にもっと期待しよう

 

美容室には行くたびに多くの期待を持って来てくださる方が多いが、自分自身には自信がなく、自分に期待をしていない場合が女性の方は少なからずある。

自分に期待感がない人は、希望や、やりたいことが不明確なことが多い。

その結果、ヘアレパートリーも少なくいつも何となく同じ感じになってしまっている人が多い。

よく言う『お任せします』は我々美容師に多いに期待している証拠です。

無論、ありがたくおまかせいただきますし、お客様のほとんどはいずれおまかせになっていくのです。

ただし、バラエティーに富んだいつも大成功の期待値を超えたおまかせをしてもらえる人は、ほんの一部。

ほとんどはおまかせという名のいつもと同じになりやすい。詳しくは初対面のおまかせは人任せ⇦クリック

美容室での綺麗な髪型は、ブローや、スタイリング、影のお手入れなどをしないと多くは同じになりません。

自分で教えてもらったスタイリングを毎日、工夫し継続しやり続けた人のみが、いつも美容院帰りの素敵なヘアスタイルということになります。

スタイリングはやらないうちは難しいです。ただやっていくうちに楽しくなり、楽しくなると上手になっていくのです。

そもそもスタイリングを始める、お手入れを続けるなどのスタートは本来みんな一緒なのです。

器用、不器用ではなく、始めるか、始めないか。やるか、やらないかが重要です。

つまりは

自分へのできる、やりたいという期待感が大切なのだと私は思います。

マンネリしてしまっている方は相手にも自分にも、もう一度期待してアクションを起こしてみてください。