「きれい」を「楽しむ」美容院 BBQ(Best Beautiful Quality)

コラム
  • 2017.8.11
  • 夏のパーマ
 

暑苦しい日が続いていますが、毎年お盆はどのようにお過ごしでしょうか?

私たちの仕事もたくさんのお客様がお盆までにご来店いただきますが、その中には、年に二回、お盆前、正月前と言うサイクルでご来店いただけるお客様も存在します。(通称盆暮れのお客)と私たちの先輩方は言っていました。だいぶ日本のお盆、正月の行事など集まりごとが各家々で縮小、短縮して雰囲気もあまりないまま淋しいものとなっているところも多いと聞きますがそれでも通常月と異なり7月、8月は賑やかな繁忙月となります。

さて今回は夏のパーマということで書きたいのですが、あなたは夏パーマをしたことがありますか?

本来髪を下ろしているだけでも暑くて苦痛の夏にあまりパーマをオススメしておりませんが、以下の3つの条件を知った上で夏パーマをすると、より楽しめるかもしれません。

 

1、くせ毛風なボリューミィーなパーマを暑さ覚悟でしてみる

 

パーマ毛は、夏の湿気、汗に反応しやすくなります。冬なかなかパーマがかからない、すぐ取れてしまう方なんかは、夏あえてかけてみると、湿気が手伝って、パーマスタイルをキープしやすくなります。

少し強めのくせ毛風なんかのデザインは、夏の湿気とすごく相性が良く、キープしやすいデザインのひとつです。

逆に今流行りのゆるふわなんかは、微妙なうねりが出てきたり、カールが出ずパサついた感じの毛先になりやすいので、必ず、仕上げにコテとか熱系のもので仕上げると夏の日の持ちが良くなります。

ただし、湿気を髪が吸い込むと、根元のボリュームが潰れやすくなり毛先がくるくるしやすくなるので、スタイリングは必須になります。

 

2、アレンジを積極的に挑戦してみる

 

夏にパーマをかけると非常にパーマが出しやすいが、膨張もしやすくなります。そして何より暑い。おそらくゴムで縛ってしまうことでしょう。

せっかくかけたパーマが、ほとんどゴムで縛ってて結局髪をおろさずにパーマがとれてしまった。とならないようにゴムで縛っても毛先のカールを出すようにアレンジしたり、パーマがかかっていると編み込みや、くるりんぱもしやすくなりますので、アレンジの下地としてもおすすめです。

私も男性ですが、長年、肩前後の長髪でしたが、肩ぐらいのヘアスタイルは首が非常に暑い、汗もはできるし、汗も滴ってきます。本当に夏髪をおろしている女性の我慢強さはすごいですね。でもやせ我慢せずアップしてください。そんな経験から夏にあまり女性に、おろして作るヘアスタイルをこの時期にわざわざ提案しません。暑くない長さにしたり、アレンジをして少しでも涼しくおしゃれにいてもらえるよう心がけています。

 

3、スタイルにあったスタイリング剤をきちんとつけよう

 

女性の方はスタイリング剤をつけない、つけたくない方が非常に多いです。確かに長い髪で指の通らないwaxベタベタ、スプレーカチカチは嫌ですよね。

ですが、今流行りのゆるふわヘアに長時間髪に何もつけないと、パサついて見えていたり、束感が出ず、まとまらないだらしない印象になったりします。

ふんわりした質感にも、それに応じたスタイリング剤が必要になってきます。

今の時期オススメなのは、ハンドクリームにも代用できるような、オーガニック系ヘアwaxです。

髪にも肌にも優しい。出先で暑くてアレンジし直しても、指が通る、まとまるなど使い勝手が良いです。それに艶っぽく見せたり、嫌な臭いもシャットアウトできます。

気合いでこの時期おろしても、途中で暑くてアレンジアップしても差し支えないタイプのスタイリング剤が今の時期にぴったりです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?当店でも夏のパーマは、メリットにもなるし、人によってはデメリットにもなります。

話をまとめると、ウェ−ブスタイルはキープしやすく、カールスタイルはパーマではキープしづらくなります。湿気や汗で髪の根元は潰れやすくなり、毛先は跳ねやすくなります。

パーマプラス熱系コテ、ホットカーラーなどを使っていただくとカールスタイルは維持しやすくなります。

スタイリング剤はツヤ、ボリュームをコントロールする、など様々なものがありますが、べたつかないハンドクリームにも使えるオーガニック系をオススメしています。

大抵パーマをしてアレンジを楽しんでいただく土台としておかけする人がほとんどです。

普段お手入れできない人は、夏パーマをするとなおさら大変になってしまいますので、あくまでも手をかけていつものイメージから変えてみたり、楽しんでいただく人向けに提案させていただきます。